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コーポレートサイトが企業単位のWebサイトである一方、サービスサイトは製品やサービス単位のWebサイトです。複数の事業ポートフォリオやブランドポートフォリオを持つ企業は、製品やサービス単位でWebサイトを運営したほうが集客・管理のうえで適切な場合があります。
コーポレートサイトは顧客、求職者、株主など様々なステークホルダーに閲覧されます。対してサービスサイトは掲載する情報が製品やサービスに限定されるため、閲覧ユーザーは見込顧客や既存顧客に絞られます。つまり、サービスサイトはコーポレートサイトに比べるとターゲットの限定がしやすいWebサイトと言えます。そのため、より鋭いコンテンツ制作やメッセージ訴求がしやすくなります。
SEO対策は、Webサイトのテーマを絞れば絞るほど対策がしやすくなります。例えば、事業ポートフォリオが「Web制作事業」「人材エージェント事業」「不動産事業」の企業があるとします。この場合、3つのサービスがまとまったWebサイトを制作するよりも、個別に3つのサービスサイトを立ち上げた方がSEO対策がしやすくなります。
サイトを3つに分けることで、1サイトのテーマの密度が高くなります。例えばWeb制作事業のサービスサイトでは、Web制作に関する情報に絞り込めるため、「Web制作」というキーワードを狙いやすくなります。同様に不動産事業のサービスサイトでは「不動産」というキーワードを狙いやすくなります。
このように、Webサイトのテーマの密度は検索エンジンの評価と関連しています。事業ポートフォリオに応じてサービスサイトを分けることで、うまくSEO対策が行えるようになります。
サービスや製品が異なる場合、それぞれのブランド戦略もまた異なる場合があります。分かりやすい例で言えば、トヨタ自動車のレクサスです。トヨタは幅広い層にアプローチした国産車ブランドですが、レクサスはトヨタの中でも高級路線であることは明白です。
WebサイトやCMの表現を見ても、レクサスはラグジュアリーなビジュアルデザイン、落ち着きのあるコピーが用いられています。これらのコンテンツから、レクサスが富裕層に向けたブランド戦略であることが感じ取れます。
このように同じ企業であったとしても、製品やサービスが異なるとターゲットが異なるケースは少なくありません。もしブランド戦略が異なるのであれば、個別のサービスサイトを立ち上げる、ビジュアルやコピーをブランドに合わせて構成するほうが良いと言えるでしょう。
サービスサイト | コーポレートサイト | |
---|---|---|
サイトの規模 | 小規模 | 大規模 |
制作の労力 | 小さい | 大きい |
閲覧ユーザ | 見込客、既存客など限定的 | 見込客、既存客、株主、求職者、社員、パートナーなど多岐に渡る |
専門性 | 特化型 | バランス型 |
メリット | ターゲットを限定して情報提供出来る | 企業情報を包括的に提供出来る |
お問い合わせをいただいた後、できれば直接お伺いさせていただき、現状の課題や目的、目標など、細かな点をヒヤリングいたします。また、該当のサービス(ブランド)についてもヒヤリングさせていただき、事業全体を踏まえたうえで、該当サービスの立ち位置やブランド戦略なども確認します。
御社の既存顧客やWebサイトのログなど、定量的な情報収集・調査を行います。また、可能であれば御社の顧客や営業マンにインタビューさせていただき、定性的な情報収集・調査も実行します。
情報収集と調査完了後は、具体的なWebサイトの戦略やマーケティングのプランを計画し、ご提案いたします。主なご提案内容は市場、競合、顧客などの各種調査結果や画面設計図、コンテンツリスト、SEOプラン、デザインコンセプトなどになります。
プランニング内容に問題がない場合、デザイン案の作成を行います。 本来の目的やサービスのブランドイメージを見失わないよう注意しながら、デザイン案の制作を行っていきます。
Webサイトに掲載するコンテンツの準備を行います。主に原稿の執筆や編集、写真撮影のほか、場合によっては動画撮影なども行います。
デザインやコンテンツの準備が整い次第、実際のブラウザでWebサイトが動作するようにマークアップを行っていきます。
プログラミングが完了後、ID/パスワードが設定されたテスト環境にて最終確認を行います。コンテンツ内容や動作に問題がないか、御社も含めて確認と修正を行います。
テストアップが完了後、ご希望の日時にWebサイトを公開します。
Web制作に関するお悩みがある方は
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