採用サイト制作におけるデザインプランの重要性
企業の実態と乖離のない適切なデザインプランを計画することで
求職者と企業側とのミスマッチを減らす。
採用サイトは成果への要求が甘い傾向にあるためか、あるいは問題解決ツールとしての認識が甘くなりがちなためか、なぜか制作会社や採用企業側が独りよがりで自己満足なデザインを作成してしまいがちです。
しかし、採用サイトも他のWebサイトと同じく、問題解決ツールであることに変わりはありません。採用サイトには目的があり、想定される利用ユーザがいます。
そして、大半の採用サイトの目的は、志望度の高い求職者からのエントリーを増やすことにあります。この目的を達成するためには、求職者と企業側とのミスマッチを減らすことが非常に重要なのです。ミスマッチを減らすためには、企業の実態と著しく異なるビジュアルデザインではなく、実態と乖離のないデザインを採用すべきといえます。
私たちのデザインプラン計画では、事業ヒヤリングや取材を通して、お客様の会社やスタッフの雰囲気や考えなどを理解させていただき、実態と乖離のないデザインプランを冷静に計画していきます。
採用サイトデザインの成功・失敗例
実態に即したデザイン(成功例)
- 現場や会社の実態に即した表現
- 企業のリアルな雰囲気を伝える
- 内容重視、具体的で正直な情報
独りよがりなデザイン(失敗例)
- 自己満足的な表現
- 過度に派手な演出
- 見た目重視、内容薄い
採用サイトのデザインのあるべき姿
ありのままの姿を映し出すことが採用サイトのデザインの一つの理想像。
しかし、場合によっては未来を見据えることも重要。
繰り返しとなりますが、採用サイトの目的は求職者と企業側とのミスマッチを減らすことです。つまり、企業の実態を的確に映し出すようなデザインを作成できれば、エントリー時点でのミスマッチは防げるでしょう。
しかし、一方で企業側は「今後目指したい姿」という未来の視点も持ち合わせています。つまり、ただ単に現実的であればよいというものでもありません。例えば、「現状は極めて保守的な組織であるが、来期はチャレンジングな姿勢で望む」ということであれば、採用する人材もチャレンジングな組織にフィットする人を採用したいと考えるのが普通でしょう。
このような場合は、現在の実態とは多少の乖離が生じることになりますが、むしろ保守的な人材を採用することの方が中長期的には乖離が大きくなることが予想されます。したがって、違和感が生じない程度に未来を見据えて、チャレンジングな姿勢が見えるトーン&マナーでデザインすべきでしょう。
このように、採用サイトのデザインプラン計画では現状のありのままの姿を映し出すことも重要ですが、同時に企業の未来を見据える視点も含めて計画することが重要です。
採用サイトのデザインで陥る失敗
採用サイトのデザインで最も陥りがちな失敗は、何と言っても独りよがりで自己満足なデザインを計画・作成してしまうことでしょう。昨今の採用サイトの大半が、この問題に陥っていると言っても過言ではありません。「新卒向けの採用サイトだからとにかくフレッシュで明るくポップなデザインにしよう」といった具合に、安易な理由でビジュアルデザインになっている採用サイトがほとんどです。
実際に、Web制作会社界隈のSNSでは「この採用サイトカッコいい」や「ウチが作った採用サイトがギャラリーサイトに載った」といった、サイトの見た目に関する発言が目立ちます。サイトの見た目に関する発言が目立つ理由は、採用サイトが顧客の採用ツールであることや採用サイトの目的を見失い、あくまで「自分たちの作品」として見ているからに他なりません。
採用サイトのデザイン計画・作成では自己満足なものにならないよう、採用企業の姿勢や考えを適切に表すことに細心の注意を払いましょう。
採用サイトのよくある勘違いについては、こちらにまとめてありますので参照ください。
私たちの採用サイトのデザインプラン計画サービス

事業ヒヤリング・現場取材
取材や事業ヒヤリングを通じて、
デザインプランの計画に必要な材料を収集します。
私たちが採用サイトのデザインを作成する際は、いきなりビジュアルデザインに取りかかることはほぼありません。まずは、お客様の事業についてヒヤリングや現場取材などを実施し、お客様の会社やスタッフの雰囲気や考えなどを理解できるように努めます。

デザインプラン計画
事業ヒヤリングや現場取材をもとに計画したデザインプランを
ドキュメントにまとめます。
事業ヒヤリングや現場取材を経てお客様の理解を深めた後、さらに採用ターゲットの性質や考えなども踏まえながらデザインプランを計画していきます。最終的には、デザインプランはドキュメント形式にまとめてご提案します。
デザインプラン計画サービスの主な担当者
椿坂 泰志
代表取締役/ディレクター
キオミル株式会社の代表取締役。キオミル株式会社のコーポレートサイトや採用特設サイトの原稿をすべて担当。採用特設サイトでは毎月コンスタントに求職者からのエントリーやカジュアル面談の申し込みを獲得しています。自社サイトで培った経験とノウハウを元にお客様の採用サイトのディレクションやコンテンツプロデュースを中心に担当。
佐藤 祐太
ディレクター
大学卒業後、大手寝具メーカで営業として従事。能動的な営業を日々模索する中で「インバウンドマーケティング」に興味を持ちディレクターとしてWeb制作会社に転職。以降、スクールに通いデザインや実装技術を取得し、キオミルに入社。お客様側の理想や現実を理解し、ディレクターとして課題解決に伴走。
林崎 菜美
ディレクター
大学卒業後、旅行代理店に入社し自社サイトのWeb運用に携わる。その後、Web業界で経験を重ね、WebデザイナーからWebディレクターへとキャリアを広げる。現在はキオミルで、お客様一人ひとりの課題に寄り添い、成果につながるWebサイトづくりに取り組んでいます。
髙間 小雪
デザイナー/アートディレクター
福井県在住。大学卒業後、営業や接客を経験し、お客様に喜んでもらえる仕事が好きだと気づく。結婚・出産を経て、知人の紹介でデザインの道に進むことに。デザインの過程でお客様の事業を理解し、ターゲットに合った見せ方や魅力を引き出すことにやりがいを感じる。Webはもちろん、グラフィックの経験もあり。デザイン全般を担当しています。
デザインプラン計画サービスに関するよくあるご質問
参考サイトをもとにデザインを作成することも可能でしょうか?
もちろん可能です。しかし、デザインの狙いや意図、納得感といった点で、あまりおすすめはしていません。
デザインプランを計画せず、いくつか参考サイトをピックアップし、それに基づいてデザインすることも可能です。
大半のWeb制作会社はこのような手法を取っており、私たちもこのような手法で制作することはもちろん可能です。ただし、デザインの狙いや意図、納得感といった点において、ベストな手法ではないと考えており、あまりおすすめはしていません。一方で、こういった手法はスピード感では優れているのも事実なので、お客様の状況などに合わせて柔軟に対応させていただきます。がおすすめです。
デザインプランは修正可能ですか? 修正回数に制限はありますか?
修正はもちろん可能です。回数に制限はございません。
デザインプランの修正はもちろん可能です。
最終的にはドキュメント形式にまとめてデザインプランをご提案いたしますが、もし、違和感や疑問点などがございましたら、何度でも修正いただけます。ただし、修正を繰り返すことによってスケジュールの調整が必要になる場合がございます。この点はご了承ください。
企業の「今」と「未来」を考えた、
戦略的デザインプラン
デザインプランを計画しながら採用サイトを制作できるWeb制作会社はほとんどありません。
冷静なデザインプラン計画まで含めた採用サイト制作をご希望の方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
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