採用サイトでよくある更新シーン
採用サイトを運用するなかで、さまざまな更新シーンが発生します。
CMS(更新ツール)の必要性を検討するにあたって、計画的な更新から意図せず発生する更新まで、いくつかの更新シーンをご紹介します。

急なメンバーの入れ替わり
大半の採用サイトには、社員紹介や社員インタビューなどのページで、今いるスタッフが掲載されています。そのため避けては通れないのが、新メンバーの加入や退職者など、既存メンバーの入れ替わりです。特に、退職者が出てしまった際は早急に非掲載にするほうがよいでしょう。
このようなシーンでも採用サイトにCMSが実装されている場合は、自社で早急に情報を差し替えることが可能です。

新コンテンツの追加
スタッフ紹介以外にも、企業によってはスタッフブログやお知らせを採用サイトに掲載していることもあるでしょう。
このようなコンテンツは比較的更新頻度が高く、継続的に新しい情報を掲載しているケースがほとんどです。更新頻度が高いコンテンツが用意されている場合は、採用サイトにCMSが実装されていると自社によるスピーディな更新が可能になります。

既存の情報の変更
スタッフ紹介やお知らせなどのコンテンツ以外にも、採用サイトを運用しているとちょっとした情報の書き換えが必要になることがあります。
例えば、募集職種が複数用意されている企業の場合、今はA職を募集しているがB職は募集していないといったケースがあります。このような会社の状況に応じて、既存の情報の書き換えが必要になるケースは少なくありません。採用サイトにCMSを実装しておくことで、このようなきめ細かな対応も自社で簡単に行えるようになります。
採用サイト制作でよく用いるCMS・更新ツール
私たちが採用サイトを制作させていただく際によく用いるCMS(更新ツール)をご紹介します。
WordPress
WordPressは、世界No.1のシェアを誇るCMSです。
採用サイトだけでなく、あらゆるタイプのWebサイトで起用されています。WordPressの最大のメリットは、CMSそのものに費用がかからず、カスタマイズ性が極めて高いことです。
その他の多くのCMSは機能や仕様に一定の制約が設けられていますが、WordPressには事実上、制約がありません。そのため、お客様の採用サイトの構造や仕様、機能に応じてベストな管理画面を個別設計することができます。
Movable Type
Movable Typeは、商用パッケージ型CMSでは国内の導入シェアNo.1を誇り、国内では利用シーンが多いCMSです。
シックス・アパート社が開発・運用しており、標準的な機能が充実しているのはもちろん、操作性やカスタマイズ性も高いのが特徴です。また、運用母体が営利企業であることが、オープンソースであるWordPressと大きく異なる点です。
大企業など一定のセキュリティポリシーを掲げる企業では、オープンソースであるWordPressのセキュリティ面を懸念してMovable Typeを採用する場合もあります。なお、私たちの解釈では、WordPressはセキュリティ的に決して脆弱ではなく、企業のサイト制作において十分活用できると考えています。
お客様の状況やご要望に応じてベストなCMSを選択可能
上でご紹介したWordPressやMovable Type以外にも、PowerCMSやWeb制作会社が開発している独自CMSなど、世の中には多数のCMSが存在します。
特に採用サイト制作の場合、すでにコーポレートサイトなどでCMSが導入されていて、既存のCMSを踏襲しなければならないケースもよくあります。私たちは私たちは数多くのCMSの導入実績があるため、お客様の状況に応じてベストなCMSを選択し、ご提案することが可能です。
採用サイトにCMS・更新ツールは必要か否か
ここまで採用サイトのCMS(更新ツール)について説明してきましたが、そもそも「採用サイトにはCMSは必要か?」という考えもあります。
前述のように、採用サイトには更新頻度の高いコンテンツが用意される場合もありますが、そうでないこともあります。また、更新頻度が高いとはいえ、コーポレートサイトなどの顧客向けのサイトタイプに比べると更新頻度は低い場合がほとんどです。
この点から、慣性的にCMSを導入してしまうことは適切な対応とはいえません。更新の術はいくつかあることを前提に置きつつ、会社の考えや予算なども踏まえて最適な選択をすべきでしょう。
都度、Web制作会社に更新依頼するという選択肢もある
採用サイトにはいくつかの更新方法がありますが、主な3つをご紹介します。
1つ目が、CMSを実装して自社で更新を加える方法です。ここまでご紹介してきたように、私たちが採用サイトを制作させていただく際にCMSを導入し、お客様自身で更新を行えるようにします。
2つ目は、自社でHTMLなどのWebサイトの関連ファイルを操作して更新する方法です。この方法は専門知識を要するため、ほとんどの会社では取り組むのが難しく、非現実的かもしれません。
3つ目は、私たちのようなWeb制作会社に更新を依頼する方法です。当然ながら更新のたびに費用は発生しますが、細かな更新であれば数万円程度でできる場合もあります。もし年間で数回程度の更新しか想定されない場合は、自社のリソースと更新にかかるコストをご検討いただき、都度私たちに更新をご相談いただくのもよいでしょう。
私たちは更新専門のサービスも提供しており、1箇所の更新から承っております。一定以上の更新頻度のお客様には定額更新代行プランもご用意しており、毎月定額でスピーディに更新することが可能です。
予算と運用計画から冷静に判断
CMSを実装すべきか否かの判断は、ご予算と今後の運用計画から見極めるのが無難です。極端な例で言えば、更新頻度の高いコンテンツが一切用意されていない採用サイトの場合は、無理にCMSを導入する必要はありません。CMSを導入する分、初期費用が高額になるためです。
一方、定期的に更新を加えることが想定されたコンテンツを運用している場合は、CMSを導入しておく方がよいでしょう。たとえ初期費用が多少高額になったとしても、都度Web制作会社に更新を依頼するよりも、最終的に安価に運用できる場合が多いです。
このように、CMSの導入は採用サイトの運用計画に沿って検討する必要があります。
無計画にCMSを導入することは、予算を無駄にしてしまう危険性もありますのでおすすめしません。なお、私たちが手掛ける採用サイト制作では、お客様の現状や目的などに応じて、CMSを導入すべきか否かを冷静に見極めてご提案いたします。
採用サイトのよくあるCMS・更新ツールカスタマイズ事例
社員インタビュー


自動車精工株式会社様 社員インタビュー(弊社実績)
社員紹介


中央システム株式会社様 社員紹介(弊社実績)
募集要項


ドゥ・ヤマモト株式会社様 募集要項(弊社実績)
私たちのCMS・更新ツール実装の強み
世の中のWeb制作会社のほとんどが、「WordPressが得意」「CMSを実装できる」と謳っています。
しかし、実際にふたを開けてみると、お知らせしか更新ができないとか、WordPressが導入されてはいるが、管理画面の中にHTMLコードが貼り付けられていて結局更新に専門知識を要するといった問題が後を絶ちません。
私たちのCMS実装では、このような身勝手な対応はあり得ません。先の「採用サイトのよくあるCMS・更新ツールカスタマイズ事例」でご紹介した他にも、私たちの強みはございます。主な強みを3つご紹介します。
01
原則サイト全体がCMS化されて全ページ更新可能
WordPressをはじめとしたCMSの実装の際に、よくお客様から「どのページが更新可能になりますか?」という質問を受けます。また、私たちがリニューアルを担当する既存サイトを調査しても、一部分だけにCMSが実装されているケースはよく遭遇します。
私たちの手がける採用サイト制作ではお客様からのご要望がない限り、原則、採用サイト全体がCMS化されます。
つまり、更新ができるページ、できないページというくくりはなくなり、更新したいページをいつでも自由に更新できるようになります。「更新したいけれども、このページはCMSが実装されていなかった」といった問題がなくなりますので、ご安心ください。(ページによってはやや難度が高くなるなど、差が生じる場合があります。)
02
お客様の採用サイトに合わせて個別カスタマイズされるため、更新の専門知識不要
CMSの実装で落とし穴になるのが、「CMSが実装されているものの、管理画面が難解で全然更新できない」という点です。
CMSは、デフォルトの状態だと極めて難解で、とても「更新には専門知識不要」と謳えるものではありません。私たちの実装するCMSは、お客様1社1社に合わせて個別カスタマイズすることを基本としております。お客様によって採用サイト内に掲載するコンテンツは異なります。
また、コンテンツによっては対象箇所の更新を加えることで別の箇所も同時に更新を加えなければならない場合もあります。このように、お客様ごとに異なる仕様を持つ採用サイトを画一的なCMS実装で対応することは無理があるというものです。私たちはお客様の採用サイトの内容に応じて、更新負荷が最も軽減できる形でCMSを実装していきます。
03
保守や技術サポートまでご支援可能。疑問点があればいつでもご相談ください
CMSの導入で忘れていけないのが、CMSの保守・メンテナンスです。昨今ではCMSを対象としたサイバー攻撃が激化しており、安全にCMSを運用するためには適切な保守・メンテナンスが欠かせません。
WordPressのセキュリティ面に問題はありませんが、シェア率が高いがゆえに、攻撃対象になってしまうリスクは否定できないのです。そのため、保守計画なしでの起用はあまりおすすめできません。私たちはCMSの実装だけでなく、採用サイト制作後のCMSの保守まで承っておりますのでご安心ください。
採用サイトのCMS・更新ツール実装の主な担当者
佐藤 祐太
ディレクター
大学卒業後、大手寝具メーカで営業として従事。能動的な営業を日々模索する中で「インバウンドマーケティング」に興味を持ちディレクターとしてWeb制作会社に転職。以降、スクールに通いデザインや実装技術を取得し、キオミルに入社。お客様側の理想や現実を理解し、ディレクターとして課題解決に伴走。
林崎 菜美
ディレクター
大学卒業後、旅行代理店に入社し自社サイトのWeb運用に携わる。その後、Web業界で経験を重ね、WebデザイナーからWebディレクターへとキャリアを広げる。現在はキオミルで、お客様一人ひとりの課題に寄り添い、成果につながるWebサイトづくりに取り組んでいます。
林 暁東
エンジニア
21歳で来日し、日本の大学を卒業後サービス業に従事。30歳でWebデザイナーへと転身し、事業会社と制作会社の両方で経験を積む。現在はキオミルにて、デザイナーとエンジニアのスキルを活かし、見た目の美しさと機能性を兼ね備えたWebサイト制作に尽力。技術とデザインの橋渡しができるのが強み。趣味は映画鑑賞とバスケットボール。
萩尾 奈未
エンジニア
大阪府出身。幼少期からモノづくり、イラスト、漫画が好きでした。地元大学卒業後は出版業界に進みました。広報業務を担当する中でWebデザインに興味を持ち、エンジニアへ転身。現在はフロントエンド開発やWordpress構築を主に手がけています。デザインの組み立てや技術を活用して課題を解決するプロセスに大きなやりがいを感じています。
採用サイトのCMS・更新ツール実装に関するよくあるご質問
現在起用しているCMSをそのまま利用できますか?
はい。概ね利用可能です。
WordPressやMovable TypeといったポピュラーなCMSであれば、概ね対応可能です。
一方、小規模企業やWeb制作会社が独自で開発しているCMSは制約が多く、カスタマイズしづらい可能性もあります。
また、そもそもCMSの開発会社が別のWeb制作会社に操作されたり、編集されることを嫌う傾向にあり、場合によってはリニューアルができない場合もあります。このように「特殊な」CMSを起用している場合は、採用サイト制作のタイミングでCMSも合わせて見直すことも推奨しております。
CMSを導入せずに採用サイトを制作できますか?
はい。もちろん可能です。
採用サイト制作をはじめ、Web制作ではCMSの導入は必須ではありません。
更新の方法はさまざまで、CMSによる更新はそのうちのひとつの手段でしかありません。仮に更新が想定されていないWebサイトの場合であれば、CMSの導入は宝の持ち腐れであり、制作費の無駄遣いになってしまいます。
そのため、CMSは採用サイトのコンテンツの運用計画に沿って検討するのが適切です。私たちはお客様のご状況や目的などに応じて、CMS導入の有無も含めてご提案しています。
WordPress・Movable Type対応!
運用しやすい採用サイトを
WordPressやMovable TypeをはじめとしたCMS(更新ツール)の導入も含めた
採用サイト制作をご希望の方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。
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