今後やっていくこと
地に足のついた取り組みを
継続していきます。
キオミルは2018年9月に創業して以来、目の前のお仕事に全力を注いできました。その甲斐あって、これまで4期連続で増収増益を続けています。一方で、クライアントワークに全力を尽くすあまりそれ以外のことが疎かになり、社内のルールや環境整備などの課題も山積みです。
ここでは今後会社として重点的に取り組んでいくことをご紹介します。ご覧いただければ分かるとおり、マネジメントに関する課題が多く、このような取り組みを得意とする方を熱望しております。
商品やサービスの強化
キオミルが自身をもってお届けできる商品は、サービスを提供する「スタッフ」であり、提供する「Webサイト」であり、そのWebサイトからもたらされる「成果」です。数多くの競合が存在するWeb制作業界では、Webサイトの品質向上とスタッフのレベルアップは、マーケティング上、重要な課題のひとつです。今後、キオミルでは自社の商品をより強力なものにすべく、以下について取り組んでいく予定です。
標準ワークフローの明文化
キオミルのチーム内では、Web制作のワークフローは共有されていますが、明文化されたマニュアルやガイドラインはまだ整備されていません。そのため、新たなスタッフが増えるたびにワークフローを共有するタスクが生じています。この状況はとても非効率ですし、明文化されていない以上、新スタッフへ伝達する際に認識や内容に齟齬が生じる可能性も否定できません。今後は業務品質の統一や効率化の点から、キオミルとしての標準的なワークフローを明文化する予定です。
品質管理体制の構築
ワークフローと同様に、現在の品質管理は各職種の責任者が実施しています。幸いにも経験豊富なプロフェッショナルなメンバーが揃っているため、品質に関してはお客様から概ね好評のお声をいただいています。しかし、将来的には未成熟なスタッフを積極的に採用し育成していくことも考えているため、各職種の責任者に依存する形は望ましい状況とはいえません。今後はキオミルとしての標準的な品質ガイドラインやチェックシートを導入するなど、すべてのスタッフが品質管理しやすい体制を構築する予定です。
社内wikiの改修
キオミルには、Web制作やマーケティングに役立つ情報など、知識の共有場所として社内wikiが用意されています。名前はキオペディアといい、2019年ごろから運用が開始され、今ではかなり多くの情報が蓄積されてきました。しかし、当時、急ピッチで社内wikiを作成したことから最低限の機能に留まっており、利便性は決して高くない状態です。今後は各メンバーが情報を取得しやすく、積極的に情報共有しやすいプラットフォームに改修する予定です。
社内勉強会の実施
キオミルでは基本的に業務に関するインプット・アウトプットはスタッフ個人に任せています。しかし、スタッフの自主性に任せすぎると、業務量によってはインプット・アウトプットが疎かになる危険性があります。そこで、キオミルでは継続的にインプット・アウトプットができる仕組みとして、持ち回り制で社内勉強会を実施しています。もちろん勉強会の準備は、業務時間内に進めていただけます。そのため、スタッフの自主性に依存することなく、継続的に学びの機会を得ることができます。
スタッフブログの運営
キオミルではスタッフブログを運用しています。これまでは希望者のみ執筆していましたが、今後は特別な事情があるスタッフを除き、全スタッフに月1回のブログ執筆を課す予定です。文章執筆は非常に良い学びになります。まだ整理できていない抽象的なノウハウも、書く過程を通して具体化され、体系化されていき、確実に自身の血肉になります。また、自身でコンテンツを作成できる力は、今後、市場を生き抜くうえで確実に武器になると考えています。
もちろん執筆時間は業務時間内に用意されており、業務の中で無理なく取り組むことが可能です。
教育システムの確立
キオミルでは基本的に経験者の採用が多いため、社員を教育する準備はまだ整っていません。しかし、今後は経験の浅いスタッフの入社に備え、教育システムの準備も予定しています。当面はある程度の経験者を優先採用しており、経験の浅いスタッフもポテンシャルを秘めた方を採用予定です。従って、教育システムの確立はやや優先度の低い取り組みではありますが、今後の成長を見込んで重要な視点であると考えています。
プロモーションの強化
キオミルの業務は受託仕事である以上、顧客次第で良い仕事にもなりますし、苦しい仕事にもなり得ます。そこで、キオミルは創業時から見込顧客の獲得に力を注いできました。より多くの見込顧客を獲得することで、不利な条件のお仕事や自社とフィットしないお仕事を無理に請ける必要がなくなるためです。今後も良い仕事をするために、これまで以上にプロモーションに力を注ぐ予定です。
新サイト複数リリース
キオミルにはコーポレートサイト以外に複数のサービスサイトが存在します。WordPress保守サービスの「キオミルWP保守」、更新代行専門サービス「キオマネ」、製造業専門のWeb制作サービス「キオモノ」などです。今後も専門サービスの立ち上げを予定しており、すでに3～4サイトはリリースの準備が整っています。同時に、今後は各専門サービスのサービスサイトを立ち上げていく予定です。
既存顧客、見込顧客向けの情報発信
これまでキオミルでは、新規リードの獲得を重視してきました。独力で新規リードを獲得できる力は、企業が売上を構築していくうえで非常に重要であると考えていたためです。幸いにも新規リード獲得に向けた取り組みは順調で、見込顧客リストや顧客数は増え続けています。一方、お取引に至らなかったお客様や一度お取引をさせていただいたお客様とのコミュニケーションはやや手薄になっており、十分にフォローできていないのが現状です。今後は、新規リード獲得のための取り組みだけでなく、既存顧客や見込顧客フォローのための情報発信にも力を入れていく予定です。
地方拠点の開設と市場開拓
キオミルは地方拠点の第一弾として、代表の出身地である福井県に新しいオフィスを開設しました。しかし、実態としてはまだ、地方拠点と呼ぶにはほど遠く、オフィスとして十分に整備されていません。今後は福井オフィスを盛り上げていくための取り組みも行っていく予定です。
福井オフィスのスタッフ採用
とにもかくにも、まずは福井オフィスのスタッフの採用を実施します。まずはディレクション業務を担えるスタッフの採用を予定しています。福井現地での採用はもちろん、Uターン・Iターンを検討している方の採用も視野に入れています。なお、福井オフィスのスタッフが採用できるまでは、頻繁に福井に滞在する代表の椿坂がディレクション業務を担当する予定です。
（制作は東京スタッフと連携）
福井オフィスでのマーケティング活動
福井オフィスの採用と連動して、福井を拠点したマーケティング活動も徐々に開始しています。まだ実を結んでいないため、今後は採用と合わせ、積極的に福井エリアのマーケティング活動を開始する予定です。
採用の強化
キオミルには各職種のプロフェッショナルが在籍していますが、各ポジションではまだまだメンバーが不足しています。今後は不足ポジションの採用やよりハイレベルな仲間の採用も視野に入れています。
ディレクション、マーケティングに
精通したスタッフの採用
ディレクションやマーケティングはWeb制作プロジェクトの成否を左右する大切な要素です。少し乱暴な表現かもしれませんが、ディレクションやマーケティングのレベルが制作会社の成果物のレベルに直結していると言っても過言ではありません。キオミルではより高いレベルの成果物をお客様に提供するために、社内メンバーのスキルアップを図るのはもちろん、ハイレベルなスタッフを仲間に加えていくことも必要だと考えています。
バックエンド、インフラに
精通したスタッフの採用
キオミルには、基本的なWeb制作のプロジェクトに必要なポジションのメンバーはすべて揃っています。とはいえ、バックエンドやインフラに関する課題やトラブルが稀に生じることがあり、外部パートナーとの連携に手間取るケースがあります。今後はバックエンド、インフラに精通した仲間の採用も視野に入れていきます。