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【新卒の悩み】人見知りの私がフルリモートならではのコミュニケーションの課題を克服できた3つの方法

2023.09.06

小山田 笑渚

小山田 笑渚

はじめまして!キオミル株式会社の小山田です。2023年4月に新卒でキオミルに入社し、約半年が経ちました。基本的な業務内容は、サイト内のバナー作成・下層ページ制作・フロントエンドです。

新卒なのでもちろん社会人経験はなく、日々課題に直面しています。

そのなかで一番、自分自身の課題だと感じているのが「コミュニケーション」です。

キオミルは今、原則フルリモートの勤務体系です。私は人見知りで、おまけに新卒で社会人経験もなく、会社でどうコミュニケーションを取ったらいいかまったく分かりませんでした。

人見知りだし、先輩にうざいと思われても嫌だし……とネガティブなことばかり考えてしまい、結局コミュニケーションが取れないことが自分のなかで大きな負担となり、ストレスを抱えてしまっていたのです。

でも今は自分なりの改善方法を見つけました。会社でもプライベートでも「勇気を出して話すことで自分が成長できる」と意識し、毎日前向きに過ごせています。
この記事では、私が入社した当時に感じたフルリモートでの課題や、コミュニケーションの取り方の工夫、人見知りをしなくなる方法を紹介していきます!私と同じ人見知りの方や、新卒でコミュニケーションに課題を感じている方が、このブログを見て少しでも勇気が出たら嬉しいです。

フルリモートにおけるコミュニケーションの課題あるある

私は入社してすぐフルリモートで勤務していたのですが、リモートワークにおけるコミュニケーションはすごく難しいと実感しました。フルリモートならではのコミュニケーションの課題あるあるを挙げつつ、そのとき私が実際にどう感じていたかを紹介していきます。

①相手の状況が分からない

社会人になったばかりで、分からないことや悩むところも多くありました。そんなときは「先輩に質問したい!」と思うのですが、先輩も作業中なので「邪魔したらどうしよう……」と引け目を感じてしまい、話しかけられないことが多かったです。その状況が続いてしまうと、迫るのは納期と焦りです。質問を後回しにしてしまうと、修正量も多くなってしまいます。また、質問したからこそ成長できる機会を逃してしまうことに繋がります。

特に、新卒の人が「自分は入社したばかりの下っ端だし、先輩の邪魔をするのもな……」と遠慮してしまうのはあるあるだと思います。

②人見知りを発揮して話しかけられない

私は、人見知りです。だから、話しかけるときに、よく相手の顔を伺って話すことがあります。話しかけるときも勇気が出ません。緊張しやすい性格なので、話しかける前からドキドキが止まらなくなります。

まして、フルリモートの環境だと、相手の様子が見えないために、今は話しかけていいタイミングかどうかが分かりません。ドキドキがさらに止まらなくなって、結局話しかけるのをやめてしまったことが何度もありました。「先輩の状況を教えてくれるAIかなんかがあったらいいのに!」なんて思ったこともあります。

「話しかける勇気が出ない」「忙しいときに話しかけて迷惑をかけてしまったらどうしよう」が勝ってしまうのです。人見知りにとって、話しかけるための勇気の壁はとても厚いものだと実感しました。

③1人だけの時間が1日中続く

4月からひとり暮らしを始め、なおかつフルリモートなので、外にお買い物に行くなどの用事がないときは基本1人だけの時間が続きます。もっとも、私の場合は実家暮らしをしていたころからインドア派で、家からほとんど出ない生活を送っていました。そのため、しゃべることを忘れてしまうくらい、家族以外の人と話すということをしませんでした。

1人だけの時間が長いことが、ストレスを溜め込んでしまう原因になり、苦しい状況が続く毎日でした。1人でいると寂しさや孤独感を感じ、「自分はダメだ」というネガティブ思考になってしまうことがよくあります。仕事をしている間も「苦しい」など負の感情が心の半分を占め、楽しく仕事ができないことが多くなっていました。

コミュニケーションの課題あるあるに対する自分なりの改善方法3選

ここからは、コミュニケーションの課題あるあるを私がどう解決していったかをご紹介します!自分なりの方法ではありますが、人見知りなりにどういうことを仕事やプライベートで心がけたかを3つご紹介しています。少しでも参考になれば嬉しいです。

①先輩にはアポイントを取り短時間で終われるように質問をリスト化する

会社では、メールやコミュニケーションツールを使用しているかと思います。キオミルでは、コミュニケーションツールとして、SlackやAsanaなどを活用しています。

先輩に何か質問や相談をしたいときは、いきなり話しかけるのではなく、「先輩、質問したいことがあるのですが、お手隙の際に教えていただけないでしょうか?」など、アポイントのメッセージを送るようにしています。アポイントを取ると先輩の時間をいただくことにはなりますが、先輩にとって都合のよいときに隙間時間を開けてくれて見ていただくことができるようになります。この方法を心がけたことで、「勇気が出ない、どうしよう」と困っていた以前と比べて、勇気を持って自分から話しかけられるようになりました。

アポイントを取った後、実際に質問して回答していただく時間も、先輩の時間を空けてもらっているということを忘れてはいけません。そこで、質問が出てくるたびにその都度アポイントをとるのではなく、いくつかの質問をまとめてからアポイントを取るようにしています。また、質問はあらかじめリスト化しておき、効率よく短時間で終わらせるように心がけています。そうすることで先輩の時間をいただきすぎないようにすることができます。効率的に質問できるようになり、焦ることもなくなりました。

②先輩と雑談をする

コミュニケーションのためには積極性がすごく大切だなと感じたので、自分から行動するよう心がけています。雑談をするという行動がそのひとつです。雑談を通して、先輩がどういう仕事環境で作業しているのかなどを知ることができたり、次回のアポイントに役立てたりと、メリットが多いです。

自分だけかもしれませんが、先輩との雑談を通して、人見知り特有の「話題を振る勇気がない」という場面が減った気がしています。あれについて話したいな、これも話したいなと、話題がぽんぽん出てきます。次に話したい話題が出てくるときが、一番ワクワクして楽しい気がします。人見知りの人にとって、雑談は少し勇気がいることかもしれませんが、思いきって行動してみるのが一番効果的です!

余談ですが、キオミルの先輩方はみなさん優しいです。それも新卒でコミュニケーションが取りやすくなったきっかけかなと思っています。人見知りなのでこの場を借りてこっそり伝えますが(笑)、みなさん、ありがとうございます。仕事のやり方はもちろん、プライベートなところも、質問すると気軽に答えていただけるのがすごく嬉しいです。

先輩である西村さんが、キオミルブログでリモートワークで感じた課題やコミュニケーションのコツ・作業環境について書いておられます。興味がある方はこちらもぜひ一度ご覧ください!

リモートワークでも生産性を上げるコミュニケーションのコツとは?実際の作業環境もご紹介

https://kiomiru.co.jp/blog/work/img_remotework_communication/

③土日のどちらかは1日外出デーにする

フルリモートのために1人時間が多くなってしまう課題や、人見知りでコミュニケーションが取りづらい課題を解決するために、土日のどちらかは1日外出デーにするよう心がけています。私の外出デーは大きく分けて2つあります。業種や業態が違う方でもプライベートなら真似しやすいと思うので、ぜひ参考にしてください!

1人ではなく誰かと外出する

1人で外出するのが好きな人もいるかもしれませんが、1人時間の多さや人見知りといった課題を解決するためには、2人以上の外出がおすすめです。一緒に外出する相手は、友達・彼氏・彼女・家族、誰でもOKです!

私は、顔を合わせて話すことがすごく大事だと考えています。原則フルリモートのキオミルに入社した当初は、本当に家から出ることがありませんでした。ある日、たまたまお友達と遊ぶ予定があり、いざその日になって遊んでたくさんしゃべって帰宅しました。すると、それまで溜め込んでいたストレスなどがなくなり、気持ちを切り替えることができました。今までは友達と遊ぶと「あー楽しかった!」で終わっていましたが、今はしっかりとリフレッシュでき、次の日からの仕事にも前向きに取り組めているのを実感しています。それに気づいてからは、土日のどちらか1日はできるだけ予定を入れて、リフレッシュのために遊ぶようにしています。私にとっては、誰かと会い、顔を合わせてたわいない話を気軽にできることがすごく大事でした。この習慣を続けたことで、仕事で話す場面でも気軽に話せるようになりました。

推しのライブへ行く

私はアイドルが好きで、アイドルのライブがあったら必ず行くようにしています(もちろん、チケットが当たらなかったら諦めますが笑)仕事の疲れが癒されますし、友達と参戦することで推しの話やプライベートな話ができ、一石二鳥です。孤独なリモートワークを1週間がんばったご褒美なので、すごく楽しい時間です。

趣味は、コミュニケーション能力を向上させるために有効活用できます。

まず、共通の趣味を持っている人とSNSで繋がってみるのがおすすめです。

私の場合は、アイドルが好きな友達が周りにいないため、同じアイドルが好きな子とSNSで繋がりたい!と思い、アカウントを作成してみました。ここで大切なことは、自分から行動することです。私も実際に、「よかったら繋がりたいです」とメッセージを送ってみました。その方とはそこから仲良くなり、一緒にライブ参戦する仲にまでなりました。

SNSで繋がるのは少し怖いなと思う方もいるかもしれませんが、友達の友達を紹介してもらうのでも構いません!大切なのは、自分から話しかけ、自分から話題作りをすることです。それを繰り返すことで、私は積極的に話せるようになりました。もちろん、自分から一方的に話しているだけではいけません。聞き上手にもなって「相手がどんなことを思っているのか?」を考えることも、コミュニケーション能力の向上に役立ちます。

好きなことがない方やこれといった趣味がない方は、仕事の同業者とのつながりをもつのもいいですね。「分かる!」「私も勉強しました!」などなど、共通の話を広げることで、人見知りを解消しコミュニケーションを取りやすくなるきっかけになると思います。

最後に

4月に入社し、フルリモートしかも人見知りで、右も左も分からないまま始まった社会人生活でしたが、今は積極的にコミュニケーションを取れるようになり、とても楽しい生活を送れています!

仕事もプライベートも「行動」ひとつで積極的になれたり、気軽にコミュニケーションが取れたりするようになるので、ぜひ試してみてください。最初はやっぱり勇気がいるかもしれませんが、だんだん話しやすくなると思います。この記事でご紹介したのは私なりの改善方法ですが、本当に話しかけやすくなりましたし、今ではむしろ話すことが楽しくなりました。入社直後と比べて、「楽しい!」と思えることが増えています。

同じ新卒で、話しかける勇気がない方!私もそうでした。今も日々改善しながらコミュニケーションを取っています。この記事を通して、少しでも話しかけるための勇気が出れば嬉しいです。

この記事の執筆者

小山田 笑渚

小山田 笑渚

2002年生まれ。山梨県出身。高校時代に趣味でアイドルのポスターをデザインしているうちにデザインを仕事にしたいと考えるようになり、専門学校に入学。先輩と距離が近く、成長できる環境を求め、キオミルに入社。ライブとお酒飲みながらお話しする場が生きがい。

    この記事の編集者

    水島 なぎ

    水島 なぎ

    1985年生まれ。福井県出身。「書く・編む・正す ことばのよろず屋」を掲げる、フリーランスのライター・編集者・校正者。実用書系出版社の企画編集者として培った編集スキルやディレクションスキルを生かし、紙媒体やWebなど幅広い分野で活動中。正しい日本語、読みやすい日本語、誤解されにくい日本語への提案が得意。

    ことばのよろず屋

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