01

どうやってホームページを
見てもらうかまで
考えられていない

大半の中小企業は世に知られていません。いくら優れているサービスや製品を保有していたとしても、見込顧客にサービスや製品を知ってもらわなければ、利用してもらうことはできないのです。ホームページも同様で、大半の中小企業のホームページはほとんど人に見られていません。ホームページに自社の優れている点を掲載しても見てくれる人がいなければ、メッセージを伝えることはできないのです。

大半のホームページ制作会社はホームページを制作することは得意ですが、「どうやってホームページを見てもらうか」というプランを疎かにしている場合があります。

中小企業がホームページ制作を成功させたいのであれば、「どうやって人に見てもらうか？」を忘れずに計画するようにしましょう。

02

目的不在のままホームページを
制作してしまう

稀にホームページリニューアルの目的をたずねると「いや…特にないんですよ」「上司に言われたので…」というお客様がいらっしゃいます。

目的というゴールがなければどこに向かってプロジェクトを進めていけばよいのかがわからなくなります。もちろん目的がなければ、プロジェクト完了後にうまくいったのか、うまくいかなかったのか、の判断もできなくなります。

ホームページを成功させたいのであれば、そもそもなぜホームページをリニューアルするのか？ホームページを新しく立ち上げるのか？を明確にしておく必要があります。

03

CMSや格安制作サービス等を
使って
ホームページを
自作してしまう

ホームページは無形物ゆえか、なぜか自作できるものと思われている節があります。たしかにホームページ自体は制作ソフトや制作サービスがあるため、自作することは不可能ではありません。しかし「成果の出せるホームページ」となりますと、話は全く別になります。

ホームページで成果を出すためには、ホームページの制作技術だけでなく、ビジネスを理解する力やマーケティングの力、コンテンツ制作力など、様々なノウハウやスキルが求められます。

こういった専門的な知見を持ち合わせた人であればホームページを自作しても良いでしょう。しかし、残念ながらこれら全てのスキルを持ち合わせた人はそうはいません。

中小企業が成果を出せるホームページを制作したいのであれば、ホームページを自作せずに適切な専門家に相談するようにしましょう。

04

格安制作会社や
フリーランス（個人事業主）に
ホームページ制作を
依頼してしまう

私たちは10年以上、ホームページ制作の世界にいますが、常に一定の間隔で「フリーランスに発注して失敗した…」「安い会社に発注して失敗した」という声を耳にします。

ホームページは無形物ゆえか、安く制作できると誤解されています。しかし、材料のいらないホームページを制作するにも、制作時間は確実にかかります。つまり、人件費は確実に発生するのです。人件費とは言い換えると時間代です。

フリーランスや格安制作会社の制作費用は確かに安いです。しかし、これは言い換えるならば「時間かけずに制作する」と宣言しているようなものなのです。

誤解を恐れずに言うならば、ホームページの成否は制作部分では決まりません。ホームページの成否を決めるのは、どのようなメッセージをどのような見込顧客にどうやって訪問者に届けるのか？といったマーケティングに関する部分が大半なのです。

そして、このマーケティング等のプランニング業務には非常に多くの時間を要します。格安制作会社やフリーランスの制作費が安いカラクリはこういったプランニング業務を省略しているためなのです。

もちろん、プランニング不在のプロジェクトがうまく可能性は極めて低いと言えるでしょう。

05

見た目重視でホームページを
制作してしまう

ホームページの究極の目的は問題解決です。訪問者はなんらかの問題を抱えてホームページに訪れます。そして、訪問者の問題を解決できることが最も素晴らしいおもてなしとなります。問題を解決するためには良質な文章、画像や動画といったコンテンツが必要です。しかし、まれに「おしゃれに」「かっこよく」「斬新に」といったことを重視してしまう中小企業がいます。

見た目をこだわることは素晴らしいことです。しかし、訪問者はおしゃれなホームページを見たいとは思っていません。コンテンツを通して自身の抱えている問題を解決したいと考えているのです。

失敗しないホームページを制作するのであれば見た目だけでなく、中身が充実したホームページを制作するようにしましょう。

06

少ない予算でなんとか
できると思っている

中小企業は大企業よりも小さいので、ホームページにかける予算も小さくても大丈夫という考え方は全くの間違いです。むしろその逆で、中小企業こそホームページに予算をかける必要があります。

大企業はホームページで仕事を獲得する、採用するといった狙いが薄いケースも多く、さほどホームページに力を注いでいないケースもあります。

一方で中小企業は大企業と同じフィールドではなかなか戦えません。特に地上戦は潤沢な予算やマンパワーを持つ、大企業が有利になることは多く、中小企業はネットワークの世界でうまく大企業と渡り合う必要があります。

ネットワークの世界であれば、工夫次第で中小企業が大企業に打ち勝つといったことも十分にあり得ます。つまり、中小企業こそ、大企業とも対等に戦えるネットワーク上で負けないため、ホームページに予算を割く必要があるのです。